KNOWLEDGE|
スクワットのフォーム、9割の人が間違えているポイント
Rw
越田敦也
NSCA-CPT / Rewrite 代表
「膝がつま先より前に出ちゃダメ」の真実
スクワットのフォーム指導で、一番多い誤解がこれです。
結論から言うと、膝は前に出ても問題ありません。
むしろ、膝を前に出さないことに意識を向けすぎると、上体が過度に前傾して腰に負担がかかります。
本当に大事な3つのポイント
1. 足裏全体で地面を踏む
スクワットで最も重要なのは、足裏の3点(親指の付け根・小指の付け根・かかと)で均等に地面を踏むことです。
つま先重心になると膝に負担がかかり、かかと重心になると後ろに倒れそうになります。
2. 股関節から動き始める
多くの人が「膝を曲げる」意識でスクワットを始めます。でも正しくは「お尻を後ろに引く」が先です。
椅子に座るイメージで、まずお尻を引く。すると自然に膝が曲がります。
3. 背中をまっすぐ保つ
「背中をまっすぐ」と言うと、完全に垂直にしようとする方がいますが、それは不自然です。
多少の前傾は問題ありません。大事なのは背中が丸まらないこと。胸を張るイメージを持つと、自然に良いポジションが取れます。
深さはどこまで?
「フルスクワット(完全にしゃがむ)じゃないと意味がない」という声もありますが、これも人によります。
- 股関節の柔軟性
- 足首の可動域
- 骨格の個人差
これらによって、適切な深さは変わります。まずは**太ももが地面と平行になる深さ(パラレル)**を目標にしましょう。
まとめ
スクワットは「キング・オブ・エクササイズ」と呼ばれる最も効果的な種目です。正しいフォームを身につければ、これ1つで下半身全体を鍛えられます。
自己流で続けるより、一度プロに見てもらうことをおすすめします。